例会報告 『 R元年度 』   第1014回「献血例会」

第1014回「献血例会」 詳細

【1月第二例会】

◆日  時:令和2年1月22日(水)12:15〜

◆場 所:血液センター 

◆司 会:計画・出席・大会委員 L鈴木 隆博

◆ゲスト:愛知県赤十字血液センター豊橋事業所 事業課長 武田 章 様 

◆会長挨拶:会長 L鷲野 浩一郎

 今日は献血例会ということで、我がクラブが最も大事にしている活動の一つであります。昨年の献血例会でも献血した後の使われ方等を伺いました。輸血で一番使われるケースはがんの治療だということです。献血を実際にするだけでなく、事業所の皆さんにお願いをしたり、同僚、友達に声かけして若い血を集めるべく、協力して参りたいと思います。本日も当LCの呼びかけに応じて2名の方が献血をしてくださっています。このあと、私も第二副会長のL河合と一緒に献血をしていきます。これからも献血事業に協力して参りたいと思います。

◆スピーチ:愛知県赤十字血液センター豊橋事業所 事業課長 武田 章 様

「献血のはなし」

 まず、血液のはなしとして、血液には4つの成分があり、それぞれの役割、保存期間、白血球は使わないことを説明。次に、献血の現状として、赤血球製剤の在庫の推移には社会の出来事で増えたり減ったりする特性がある。今後は血漿分画製剤の需要がたくさんあること、がんの治療で1番多くの輸血を使うこと、輸血は若い人の献血によって支えられていることを説明。また、医療機関からは400ml献血の依頼がほとんどなことと、副作用の発生確率の増加等の観点から400ml献血を希望します。体重、年齢制限で200ml献血しかできない場合があり、昨年度は全国で95.7%が400ml献血でした。10,20,30代の若い人の献血者が減少しているため、若年層の献血者確保が課題となっています。献血者確保対策として若年層、企業・団体、複数献血者を対象としたセミナーやキャンペーン等を実施していると説明。